~毎日の「小さな面倒」を減らしてくれる5つのアイテム~
はじめに|便利なものを上手に取り入れる暮らし
60代を過ぎた頃から、毎日の暮らしの中で、以前とは少し違ったことを感じるようになりました。例えば、床に落ちたものを拾うとき。以前なら何も考えずにかがんでいたのに、最近は「よいしょ」と声が出ることがあります。
高いところのものを取るのも、重いものを持ち上げるのも、若い頃と同じようにはいかなくなってきました。でも、それを年齢のせいだと嘆く必要はないと思うのです。
今は、暮らしを助けてくれる便利な道具がたくさんあります。しかも、特別に高価なものでなくても、日常のちょっとした不便を解消してくれるものがあるのです。
私たち夫婦も、これからの暮らしを考える中で、「頑張って家事をする」よりも「楽にできる工夫をする」ことが大切なのではないかと感じています。
今回は、そんな視点から、60代からの暮らしに取り入れてみたい便利なアイテムを5つご紹介します。
① かがむ回数を減らしてくれる「ロングハンドルの靴べら」
年齢を重ねると、何気ない動作が少しずつ負担に感じられることがあります。玄関で靴を履くとき、腰をかがめたり、片足でバランスを取ったり。ほんの数秒のことですが、これが意外と面倒に感じられることがあります。
そんなときに便利なのが、柄の長い靴べらです。立ったまま使いやすい長さのものを選べば、深くかがむ必要が少なくなります。玄関の隅に一本置いておくだけで、毎日の外出が少し楽になるかもしれません。
木製の落ち着いたデザインや、軽くて扱いやすいタイプなど、種類もいろいろあります。便利な道具は、使うたびに小さな満足感を与えてくれるもの。そんなことを感じさせてくれるアイテムです。
② 軽くて扱いやすい「シリコン製の調理道具」
毎日の料理では、フライパンを持ち上げたり、食材を移したりする動作があります。若い頃には気にならなかったことでも、毎日のこととなると少しずつ負担に感じることがあります。
そこで注目したいのが、シリコン製の調理道具です。例えば、柔らかいヘラや、食材をつかみやすいトング。鍋やフライパンの中の食材を取り分けたり、混ぜたりするときに役立ちます。
シリコン製のヘラは、容器に残ったソースなどを集めやすいのも便利なところです。調理道具を選ぶ際には、軽さだけでなく、握りやすさや洗いやすさも大切です。
商品によって耐熱温度が異なるため、購入時には表示を確認しておきたいものです。
毎日の料理を少しでも楽にするために、使いやすい道具を取り入れることも、暮らしのセルフケアの一つではないでしょうか。
③ 軽い力で開けられる「瓶・ペットボトルオープナー」
毎日の暮らしの中で、意外と困るのが瓶のふたやペットボトルのキャップを開けることです。
以前は何も考えずに開けられたのに、最近は少し力が必要になったと感じることはありませんか。
特に、ジャムの瓶や調味料のふたなどは、固く閉まっているとなかなか開かないことがあります。
そんなときに便利なのが、瓶やペットボトルのふたを開けるためのオープナーです。
握る力が弱くなってきた方でも、少ない力で開けやすくなるよう工夫された商品があります。
例えば、滑りにくいゴム製のオープナーや、てこの原理を利用したものなど、種類もさまざまです。
私たち夫婦も、日常生活の中で「ちょっと開けにくいな」と感じることがあります。
そんな小さな不便を便利な道具で解消できれば、毎日の暮らしが少し楽になります。
大切なのは、無理に力を入れることではなく、便利な道具を上手に取り入れることではないでしょうか。
④ 立ったまま使える「ロングハンドルの掃除道具」
毎日の掃除で、意外と負担になるのが腰をかがめたり、膝を曲げたりする動作です。
若い頃には気にならなかったことでも、60代を過ぎると、床の隅や家具の下を掃除するのが少し面倒に感じられることがあります。
そんなときに便利なのが、柄の長い掃除道具です。
例えば、立ったまま床を拭けるフローリングワイパーや、柄の長いほうき、伸縮式のモップなどがあります。
腰を深く曲げずに掃除ができるので、体への負担を減らすことにもつながります。
最近では、軽量で扱いやすいものや、狭い場所にも届きやすいものなど、さまざまな商品が販売されています。
私たち夫婦も、これからの暮らしを考えると、掃除を頑張ることよりも、無理なく続けられる工夫が大切だと感じています。
掃除は毎日のことだからこそ、少しでも楽にできる道具を取り入れたいものです。
便利な掃除道具を上手に活用することは、これからの暮らしを快適にする小さな工夫の一つではないでしょうか。
⑤ 夜の移動を安心にする「人感センサーライト」
60代を過ぎると、夜中にトイレに起きたり、暗い廊下を歩いたりすることが気になるようになります。
特に、寝室からトイレまでの移動では、足元が暗いと小さな段差や床に置いたものにつまずくこともあります。
そんなときに便利なのが、人の動きを感知して自動で点灯する「人感センサーライト」です。
例えば、寝室の出入口や廊下、階段、トイレの近くなどに設置しておけば、人が近づいたときに自動で明かりがつきます。
わざわざ照明のスイッチを探す必要がなく、夜間の移動を助けてくれる便利な道具です。
最近では、コンセントに差し込むタイプや電池式、充電式など、さまざまな商品があります。
また、明るさを調整できるものや、一定時間が経過すると自動で消灯するものもあります。
私たち夫婦も、これからの暮らしでは、便利さだけでなく、安全に過ごせる住まいづくりが大切だと考えています。
大がかりな工事をしなくても、こうした小さな道具を取り入れることで、暮らしの安心につながります。
毎日の生活の中で、少しでも不安や不便を減らしていくこと。それも、60代からのセルフケアの一つではないでしょうか。
おわりに|便利なものを取り入れて、暮らしを少し楽しく
今回ご紹介した5つのアイテムは、どれも毎日の暮らしの中にある小さな不便を減らしてくれるものです。
60代を過ぎると、これまで当たり前にできていたことが、少し面倒に感じられることもあります。
でも、そんな変化を悲観する必要はないと思っています。
便利な道具を上手に取り入れることは、決して手抜きではありません。これからの暮らしを、無理なく楽しむための工夫なのです。
私たち夫婦も、日々の暮らしの中で「これは便利だね」「こんなものがあったんだ」と、新しい発見を楽しんでいきたいと思っています。
大切なのは、何でも自分で頑張ろうとすることではなく、自分たちに合った方法で、心地よく暮らしていくこと。
これからも、60代からの暮らしに役立つ便利なものや、毎日を少し楽しくしてくれるアイデアをご紹介していきます。